夏のなかま ムカデニーロ 参上

ひよどり

2009年05月13日 16:48

水無月展では 版画もだしまーす。(っつか、版画が本職)
出来たてほやほやの新作です。

夏のなかま ムカデニーロ 参上です。



毘沙門天様のお参りに行った時、
初めてムカデの大きな彫り物をみてビックリしました。

鉱山で働く人たちがガスにやられて、足が悪くなったりするので
それを守ってもらうために 足が沢山あるムカデをお参りするとか。

「おあし」がぎょうさん入ってくるようにと、
商売人の方がお参りするとか。諸説あるようです。


ほんまもんのムカデのお母さんは、卵を自分の身体で巻いて抱卵し、
孵ったあともしばらくの期間は赤ちゃんと一緒に暮すんですが
その時も抱っこしてるんですよ。
産みっぱなしじゃないんですよ。。すごいでしょ。


ちなみに私は ムカデを見たら 「ぎゃ!こわ」 と声が出ます。
やっぱり好きにはなれません。


「いつも多色摺りやし 墨だけで刷るの、あこがれるわぁー」と
最後には、墨でも刷ってみました。
この数日間、ムカデニーロばかりを産み続けていた私ですが
この墨で刷ったムカデニーロは怖すぎです。 
    ひぇーー おどろおどろしやー。





どーして 夏のなかまを作ることになったのか?・・・は、また次の機会に。
 夏のなかまたち まだまだ続きます。

(しげぶー)




関連記事